僕の人生を変えた本!
いきなり訪れた!衝撃の出会い!
もし、僕が誰かに
「いつあなたの人生の転機が訪れましたか?」
と聞かれたら、必ずこう答えます。
「『本は10冊同時に読め!』を初めて読んだときです。」
と。
僕が建設業界にいた時、丁度三年目を向かえ、転職をしようかどうしようか?迷っている最中でした。
自己紹介の記事でも書いているのですが、僕のいた建設現場は物凄くキツイ場所でしたからね。
ある程度、仕事にも慣れてはきていたのですが、
「このままの人生は嫌だ!」、
「何かを変えたい!」
「今の仕事は辞めたい!」
でも、「転職するのも怖い!」
そんなことを考えながら、日々悶々としていた時です。
たまたま、近くに立ち寄った本屋さんで、何気なく手に取ったこの『成毛眞』さんなる人物が書いた「本は10冊同時に読め!」が目に留まりました。
「本を読まない人はサルである・・・?」
随分と挑発的なこのキャッチフレーズ・・・、まるで図書館のように沢山並べられた本の前で、一人のインテリなおっさんが本を読んでいる・・・
(何か気になるなこの本・・・)
それが、当時の最初にこの本を見つけた僕の気持ちでした。
しかし、この本がきっかけで、僕は180度人生の考え方が変わったのです。
恐らく、この本に出合えなかったら、僕は一生うだつの上がらないサラリーマン人生を送っていたでしょう・・・
本当にそれくらい、この本に救われたのです!僕は変われたんです!
もし、あなたが僕と同じように人生に悩んでいるとしたら・・・
この本との出会いは、あなたの人生を変えることになるかもしれません!
もし良かったら、この先の記事も読み進め、この本を読んでみることをお勧めします・・・
・・・・
僕は、早速この本を部屋に持ち帰り、読み始めました・・・。
すると、いきなりこう文章が始まります。
あなたは自分が「庶民的」だと意識しているだろうか。
「???!!!!」
(おいおい!いきなり挑発的だな・・・)
刺激的な言葉がいきなり出てきて、僕の心を三秒で掴み取りました。
今までは、「庶民」という言葉はどちらかというと、良い意味で使われてきた。
1億総中流と呼ばれていた時代は「庶民=中流階級」であり、それが多数派であったからだ。
ところが、これからの「庶民」は意味が違う。
日本では経済格差が起こり、高所得階級と低所得階級の二極化が進んで中間層が消滅するといわれているのだ。
年収200万円の生活を送る人や生活保護に頼る人はますます増え、今「庶民」でいる人は、何か行動を起こさない限り、確実に「庶民」以下の暮らしを強いられることになる。
給料格差は4倍ぐらいになり、しかもそれは自分の子供にも影響してくるのである。
それでもかまわない人は、この本を読む必要はない。
この本で紹介するのは、「庶民」から抜け出すための読書術である。
~本は10冊同時に読め!本文、冒頭より抜粋~
あなたは、この文章を読んでどう感じましたか?
僕が、感じたこと。
それは・・・
「あっ、何か世界観変わるかも!」
でした。
自分とあまりの思考の差に愕然とした。
僕は、多分今まで本当に庶民的な思考しかしてこなかったように思います。
良い大学に入り、良い会社に入り、素敵な嫁さんと出会い、子供を作り、普通に年をとって、両親のような普通の暮らしを手に入れる・・・
これが、僕のこの本に出会う前の根本的な思考であり、信じて疑わなかった、幸せな生活の定義だったと思います。
多分、ほとんどの人が僕と同じような思考で生きているでしょう。
しかし、さっきの文章見て、どう思いました?
僕は普通に、こんな思考をする人間がいることに驚きを隠せませんでした。
えっ?人間って二極化してんの?
また、昔の時代みたいに、貴族とか奴隷とかの関係が出来てくんの?
本当に幼稚な考えしか持たず、世間のことに目を向けようとも考えていなかった僕ですから、当時は本当に驚いたんですね。
結果として、僕はこの年、転職を決意し、一流企業へと入社を果たします。
まぁ、最終的にどうなったかは、自己紹介文を見ていただければ分かると思いますが・・・笑
兎にも角にも、僕は直感したんです。
この人は、凄い人だと。
物の言い切り方、上から目線、まるで、気に食わないなら、そもそも読むんじゃねぇ!って態度が、最っ高にカッコいいと思いました。
しかし、僕が凄いと感じたのもそのはず、何とこの本の著者、成毛眞さんは、元『日本マイクロソフト株式会社の代表取締役社長』だったのですから!
あのマイクロソフトですよ!
世界のビルゲイツに、マイク(成毛さんの愛称)と呼ばれていた男なのです。
ですから、上から目線も当然、言っていることも本当のことだったのです。
(まぁ、普通に本とか読んでいる人は当たり前に知っているでしょうが・・・当時の僕の気持ちで書いています。)
また、この本の続きが、超絶面白い!
グイグイと引っ張られてしまい、一瞬で読み終わってしまうほどでした。
僕は、この本、20回や30回じゃあきかないくらい読みまくっています。
もう、読みすぎて、今では30分も掛からずにこの本を読み終わります。
でも、人生に迷ったとき、何か壁にぶつかった時、いつもこの本を読み返し、その度にあの頃感じた気持ちを取り戻すことができます。
まぁ、そこまで感じる人は少ないかもしれないんですがね。笑
やっぱり、自分の人生に衝撃を与えてくれた本だからですかね?
僕には、何よりもパワーを与えてくれる源だったんですよ。
とくかく本を読むこと!それが今の自分を変えてくれると信じて疑わなかった!
あまりに、考えの違う人間!
僕が想像もしていなかった世界を開いてくれた、この本を読んでからというもの、僕は沢山の本を読むことに決めました。
あっ、本の概要を説明していませんでしたね。
結局のところ、本は読んだ方がいいよ!ってことを教えてくれる本です。笑
とにかく、最初は本を読みまくれ!
情報を漁りまくれ!
興味のない分野でも、触れまくれ!
そんなことが書いてあります。
で、ですね!
僕は、それを信じて疑わなかったわけです。
書いてある通りに実行したんですよ。
すると、本当に知らない世界がパッと開けてきました。
もっと知りたい!
世界を見たい!
経験をしたい!
自分を変えたい!
人生を変えたい!
行動をしたい!
そんな感情を持つ経験を何度も繰り返すことができたんです。
すると、今まで気にも留めなかったちょっとしたことに気が付くようになりました。
あれ?これって結局、こうなんじゃね?
なんていうんですかね、発想が自由になるんですよ。
一つのことに縛られなくなるんです。
僕らって、結構、一つの情報に触れて、それが正しいと思い込むとそれを元にした判断基準しか持てなくなるじゃないですか?
だから、一つのことにクヨクヨしたり、周りが見えなくなったり、他に道がない!とか思って、愚かな選択肢を選んだりしちゃうんですよね。
僕は、そういう考えじゃなくて、一度方向性を見つけても、それが絶対じゃない!って思うようになったし、様々な角度からの問題解決方法を探すことが程度できるようになったんです。
これ!
できるようになると、結構強ですよ。
大抵の情報に踊らされることはなくなりますし、物事の取捨選択がかなり上手になります。
他の人がこうだ!って言い張っても、心の中で、
「ふ~ん、でも俺はこう思っているけどね・・・」
なんていう余裕すら持つようになってきます。
今は情報過多な時代です。
膨大すぎる情報に、何が自分にとって利益を生むのか?どんな情報を手に入れれればいいのか?
そんなことが見えていない人が多いのです。
それをするには、最初にある程度の予備知識ってもんが必要なわけです。
最低でも、これくらいは知っておいた方がいいな!っていう情報がどんな分野にも存在するのです。
それが、あらゆる本を読むだけで瞬時に手に入ります。
だって、本って、色んな情報を集めてきて、それを物語にして書いてくれているんですから。
ただ、wikipediaのようなニュース情報だけを見ている人とは、情報収集の濃さが変わりますからね。
これも、臨界点みたいなものがあって、ずっと本を読み続けていると、ふとした瞬間に自分の中の変化に気が付きます。
「あっ、なんかこの情報、みたことある。」
「あっ、なんかこの本の先の展開が読める」
読書好きな人なら、多分分かってくださる感覚だと思います。
つまり、こんな感覚を手に入れた時こそ、ちょっと「庶民」とはかけ離れた存在になれるときなんだと僕は思っています。
なんとな~く、世の中の仕組みが分かって、自分が成功するにはどうしたらいいか?が見えてくるときなんだと思います。
まぁ、なんにせよ、最初は成毛さんの本を読んでみてくださいよ。
多分、本を読みまくりたくなってウズウズしてきますから!
本は10冊同時に読め! [ 成毛眞 ] |
ぶっちゃけ、成毛さんシリーズは全てお勧め!
さて、今まで成毛さんの、「本は10冊同時に読め!」ばかりを紹介してきましたが、他の本も最高に面白いものばかりです。
例えば、「大人げない大人になれ!」
大人げない大人になれ! |
これなんかも最高!
てか、僕の人生は、こういう生き方を目指していると過言でもありません。
とにかく、ふざけた大人になれ!
夢中になるものを見つけろ!
目標なんか持つな!
キャリアプランは持つな!
とか、本当、世の中の常識と逆のコトばっかり勧めてきますからね。笑
でも、なぜか納得させられる説得力がある!
とっても、真面目な性格が災いして人生に苦しんでいる人には、特に効果がある本じゃないですかね。
もう一個、「このムダな努力をやめなさい」もヤバイです。
このムダな努力をやめなさい [ 成毛真 ] |
もうですね、これでもか!っていうくらい成毛ワールド全快なわけですよ。
頑張るな!
我慢するな!
根性持つな!
一つのことに固執するな!
とか、「えっ?マジ?そんな生き方あっていいの?」と思わず口を塞げなくなるほど、ポカーンとしてしまうのです。
仕事ができなくて、ガムシャラに頑張り続けているだけの人とか、自分に無理ばかりを強いている人!
本書を読めば、それが、どれだけ意味のないことかすぐに分かりますよ。
てか、僕が今こうして、楽な暮らしを手に入れているのも、この本を読んだからに他ならないと思いますしね。笑
「本は10冊同時に読め!」、「大人げない大人になれ!」、「このムダな努力をやめなさい」の三つは、僕にとっては、学校の教科書に指定して欲しいくらい、学ぶものが大きかったです。
是非、あなたも、これら三つの本を読んで、自分の今までの世界感をぶち壊してみてくださいね。
最後に「本は10冊同時に読め!」から成毛さんが最後に書いていた文を抜粋します。
読書とは、過去と未来を読み解くための道具である。
読書をしない人には今現在しか見えない。
だからちっぽけな常識にとらわれて人生が行き詰まってしまう。
読書をしないのは、真っ暗な洞窟を懐中電灯を持たずに歩くようなものだ。
先が見えないので、崖になっているのか行き止りになっているのかも分からない。
転んでも何につまづいたのかが分からず、怯えるばかりである。
今の生活に満足していないのなら、そして将来に不安があるのなら、まず読書を始めたほうがいい。
そして、まじめにコツコツ働いている生き方を見直して、もっといいかげんな生き方をしてみるものだ。
人生は道楽である。
楽しみつくした人が勝ちなのだ。
死んだときに、周りから、「あの人は真面目でいい人だった」と思われる程度ではやがて忘れられてしまう。
「あんなにふざけた奴はいなかった」
と思われるぐらいでないと、人生の主人公を演じきったといえないだろう。本とは人生そのものである。
思考力も決断力も、柔軟性も将来性も全て読書によって養われる。
それを知っている人は、既に普通の人の何十倍もの本を読み、どんどん先を歩いているだろう。
読書をすればするほど、人生のあらゆる可能性が広がるのだ。
知恵がなければ、何事もうまくいかない。
挫折してしまったとき、決断すべきとき、新しい一歩を踏み出したいとき・・・
あらゆる場面で、「生きる知恵」を与えてくれるのは本である。
本書が一度しかない人生を楽しみつくすための手助けとなれば幸いである。
成毛眞
~本は10冊同時に読め! おわりに・・・本は「人生を楽しむ」知恵の宝庫である!より抜粋~
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